台湾出身の宣教師、カイ夫妻は、アジアの大都市に派遣さ、10年に100万人が受洗し、シンプルチャーチや弟子作りの関係に結んでいた。
既成の教会のクリスチャンに簡単な伝道と弟子作り、シンプルチャーチのツールを徐々に教えていくと、ムーブメントが始まりました。

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想像してください。
毎日突然、10人、20人、30人があなたのところにやって来て、イエスのこと、教えてください。
クリスチャンになりたい、私も信じたい、
と言われたら、どうしますか?
家族、
昔からの友人、知り合ったばっかりの人でも、
職場の人、近所の人、突然出会う通りがかりの人でも。

皆さんも、こういう経験をしたことがありませんか。
15年ほど前に、新しい家族が近所に引っ越してきました。その家の奥さんは、突然私たちの玄関に現れ、「あなたがたは、クリスチャンと聞きました。私も、クリスチャンになりたいです。どうしたらいいか教えてください!」と言いました。今でも、その奥さんはイエスと一緒に歩んでいる大好きな仲間です。

最近、オンファイヤーの問い合わせの方へ、全国のあちこちから、こんな連絡が届きます。
「イエス様に出会いました。どうやってこれから歩んだらいいですか?」
「イエス様を救い主として受け入れたいんですが、どうすればいいですか?」
「イエス様を信じたのですが、バプテスマを授けてくれますか?」
「イエス様について知りたいのですが、聖書はどこで買えますか?どうやって聖書を読めばいいですか?」

このような問い合わせが、毎日殺到するならどうしたらいいでしょう?

いやいやいや、日本ではそういうことはありえない!
聖書の記述、また教会暦を見ると、日本でも起こりえますよ。
いや、起こるように、ずっと祈ってきたんですよね?
前回のビデオでも言いましたが、
このような大収穫が日本で起こるか起こらないかが問題ではありません。必ず起こります。
問題は、いつ来るか、そして、来た時に、クリスチャンがその収穫を受けとる準備ができているかどうか。
そこなのです。

皆さんは、準備ができていますか?

僕の大好きな証をシェアします。

インとグレース・カイ夫妻は、台湾出身の宣教師夫妻です。彼らはアジアの2000万人の大都市に宣教するために使命を受けました。
彼らが訓練を受けてから派遣されました。

現地に着くと、彼らは大都市から離れた小さい田舎の町の教会に派遣され、そこで弟子訓練を始めました。

初めての集まりで、30人のクリスチャンに簡単に自分の証しをシェアすることができるように教え、訓練しました。
そして、知り合いの5人にシェアするよう、彼らにチャレンジしました。

次の週、30人の中の17人が、実際に証しをシェアすることができました。その中の一人は、11人にシェアしました。
2ヶ月以内で、その17人を通して、弟子作りやシンプルチャーチの関係が、20組ができました。
半年後に、327組のシンプルチャーチに増殖し、4000人が受洗し、17の町に広がっていきました。
一年以内に、908のシンプルチャーチに増殖し、1万2千人の受洗者が加えられました。

日本の皆さんにチャレンジします。
これは、海外に起こることかもしれないけど、日本ではありえない、できない、と思わないでください。
というのは、日本とこれらの地域の唯一の違いは、人の目にかけられた覆いです。人の心の飢え乾きですね。
海外で劇的に広がったムーブメントは、日本と同じように、ほとんどは、既にある人間関係の中、家族関係、友人関係、仕事関係などを通して広がりました。

そして、クリスチャンが単純に自分の証しをシェアし、福音を伝えて、人々をイエス様に紹介しました。
そして簡単なツールを使って弟子作りとシンプルチャーチを始めました。

ある農家のお年寄りは、このシンプルなトレーニングを受けてから、初めて自分の証しと福音を伝えるようになりました。そして、シェアし出したら、人は興味を持って、イエスを信じるようになりました。
2ヶ月以内に、12の弟子作り、シンプルチャーチの集まりができました。1年に、110組ができました。
彼の毎日のスケジュールです。朝5時から7時まで聖書を読んで、祈ります。そして7時から午後5時まで、農家の仕事をします。
畑仕事が終わってから、夜は神様の「畑」の働きを12時までします。

もう一度言います。
その農家のお年寄りの環境と私たちの環境の違いは、ただ人の目の覆いがかかっていることだけですね。
しかし、前回ボジプリ族の話のように、主が一瞬でその覆いを取り除かれることはできます。

そのあとは、このシリーズの課題です!
私たちは、後ほど信じる何千人、何万人が加わることに対して、準備していますか?

今こそ、準備しましょう。
前回の準備の励ましは、まず信じて祈ることです!
収穫の主に祈り、働き手が遣わされるように、働き人が準備されるように、祈りましょう。

と同時に、具体的な準備もしましょう。
初代教会の弟子たちの人生を考えましょう。ペンテコステの日に聖霊の満たしによって、すべてが変わりました。
うちにある大胆さ、ビジョンと喜びなどだけではなく、
• 毎日のスケジュールが変わった
• 時間の使い方が変わった
• 優先順位が変わった
• 人脈が変わった
• 今まで何十年大事にしてきたことのなかには、もうやめたこともあったでしょう。
• 以前、全然やろうと思わなかったことは、毎日やるようになったでしょう。

少し想像して見てください。思い浮かべて、画像化してください。

目をつぶって、考えてください。

ずっと知っていた身近な人が、イエス様のことを聞きに来る。
• 教えてください。
• 一緒に祈ってください。
• どうやってイエスを信じますか?
• 聖書をどうやって読みますか?

過去のリバイバルと大収穫の話の中には、失敗の話もたくさんあります。

その当時のクリスチャン、特にリーダーたちが今までのやり方にとらわれ、、必要に応じて、変えることができなかった、というケースも報告されています。

今までずっとこのようにやってきました。
前例がありません。
どうして変える必要がありますか?
このままでいいです。

しかし、人生には季節があります。
子育てには、季節があります。
子供が小さい時の親の役割、
子供が十代の時の親の役割、
そして、子供が大人になって独立する時の親の役割は全部それぞれ違います。

初代教会の季節もありました。
大きく言いますと、ペンテコステの日の前と後、
迫害の前と、迫害の後、
それぞれ季節が違います。
教会形態もそれぞれ変わっていきました。

今日のチャレンジ、宿題です:
祈りながら、少しこの質問を考えてください:
• あなたの教会の共同体の一人につき、20人の新しい人が入ってきたら、どうしますか?
• 具体的に考えてください。
• どこで、どうやって集まりますか?
• その一人一人はどうやって聖書の学びや弟子作りの関係につながりますか?
• 落ちこばれがないように、どうやって管理しますか?
• リーダーが働きすぎ、燃え尽きないように、どうやって、誰に責任を分担しますか?

• 今すぐ、リーダーになれる人は誰ですか?
• どうやってトレーニングをしますか?
• 今の仲間の中、信頼できる、大きな責任を任すことのできる人はいますか?
• このプロセスの中、スムーズに行くこと、また問題になりそうなこと、少し考えてください。

今からも大収穫の準備として弟子作りとシンプルチャーチの作戦を見ながら、こういう質問を積極的に考えましょう。
すぐ答えや解決は要りませんが、とりあえず考えて祈りましょう。

そして、心構えをしてください。

今は、仮説上の質問ですが、間も無く現実となります。
エキサイティングですね!