「契約の文化」クリス・バロトン Covenant Culture – Kris Vallotton JAPANESE
同時通訳:相馬伸子

マタイ16:6、マルコ8:15、1コリ4:15、16、ルカ6:40 

ベテル教会の土台、このムーブメントのDNAとして「契約の文化」があります。
主は私がまだベテル教会に来てすぐの頃に一つのことを語りました。「教団主義」から出て「使徒的な繋がり」に移行する時だと聞きました。
「教団主義」というのは実際の〜教団に属しているという意味ではなく、使徒的な繋がりの中にあっても存在するもので私達の多くがその影響の下にあります。

教団主義について話すならば、プロテスタントの歴史を少しはなしましょう。マルティン・ルターはカトリックの教えに反対して破門になり、プロテスタントが生まれましたが、その
プロテスタント の意味は「聖書に基づく」という意味ですが、後には「主張する」「主張する人たち」に変化しました。私達プロテスタントの父たちが作った文化は「教えや考えに同意することで共に集うが、同意しない時には別れる」ことなのです。

「使徒的な繋がり」とは「同意することで集ったり、繋がるのではなく、家族であることの故に共に歩む 契約関係」のことです。

教団主義では「同意する」事に基づいて繋がる事になります。そうすると「一緒にいる」ことの為には「同意」しなければならず、私の意見にあなたを同意させる事ができなければ、私があなたに同意する。
ようにしなければならない。だから不品行を受け入れたり、罪の中に歩み続ける人をミニスターとして按手したりするようになるのです。 
また、「自分たちが正しい」事に確信させるように教えるようになり、その為に何を考えるかを教えても、どのように考えるかを教えないのです、もちろんそれは異なる意見を人々が持たないようにです。

「使徒的な」という言葉を使わずに「契約の関係」という表現で説明しますが、契約を結んだ関係は「互いのいのちを捧げあう」ことです、結婚の契約からかんがえても一度結婚したら「良い結婚生活」と「悪い結婚生活」があるように、本人がどのように状況に応答するのか、癒しや回復や、赦しをする本人の選択と実行にかかっているのです。 

イエスは3つの種類のパン種の話をしています、ヘロデのパン種は「政治」であり、パリサイ人のパン種は「宗教」、もう一つは「神の国のパン種」のです。
私達は、この世の深くに入り影響を与える使命があります、文化を作り上げる者です。ダニエルが異教徒であるバビロンに影響を与えられたのは彼がこの世の霊に従わず、禁止されていたにもかかわらず神を1日に3回礼拝することをしていたからです。神の国のパン種だったのです。

神の願っていることを達成しようと思うなら、私達は教団主義から立ち去り、契約の文化を再建しなければなりません。ヨナタンとダビデのようにです。
まず主とそれぞれが契約を結び、違いと契約の関係を作るのです。私達はカンファレンスや正しい教義で救われたではなく、また組織の中に救われてはいっていったのでもありません。
私達は信じたので、救われて、神の家族の中に入りました。 

We are not saved into an organization, we are saved into a family. Kris Vallotton delivers a prophetic message calling the body of Christ into covenant relationships. Exercise intentional community today.

English Video – 英語動画:https://www.bethel.tv/watch/8303