(アジア・アウトリーチ2022年12月祈祷課題)

今月は「タジキスタン」を覚えてお祈りください

タジキスタンは、中央アジアに位置する共和制国家。首都はドゥシャンベ。旧ソビエト連邦から独立した国で、南にアフガニスタン、東に中華人民共和国、北にキルギス、西にウズベキスタンと国境を接する。

タジキスタンの経済・政治・宗教について

旧ソ連の崩壊直後に起こった内戦によってタジキスタンはインフラに致命的な損傷を受けた。旧ソ連の支配下にあった国々の中でも最も経済的に貧しい国の一つである。国土の93%を占める山脈には手つかずの鉱脈や水力発電に適している場所が多くある。大多数の国民が貧しい生活を強いられている一方で、不正取引や麻薬取引が横行している。タジキスタンは外国からの経済支援に依存している状況にある。

タジキスタンは12世紀まで北ペルシャ帝国の一部であった。19世紀中ごろからロシアの植民地とされた。ソ連時代のスターリンは1929年に中央アジアの国々にそれぞれの国境付近に少数民族を意図的に形成させた。モスクワに対する少数民族による暴動を抑えて遠ざける狙いだった。ソ連の崩壊とともに権力支配を狙った内戦が頻発し1997年まで続いた。2000年と2006年には無効にされたものの選挙が行われた。これは国の将来にとって大きな一歩であったと言える。

タジキスタン政府は信教の自由を認めている。ところが、イスラム教徒の布教活動を脅威ととらえた政府は、すべての宗教活動や宗教的な表現に対して厳格な法律を定めようとしている。国民の大多数はイスラム・スンニ派に属している。

タジキスタンのその他の情報

  • 面積:143,100㎢(日本の約 37.9%)
  • 人口:9,749,625 (2020 年時点、日本の約 7.7%)

宗教:

  • イスラム教           93.93%
  • キリスト教            1.04%
  • 無宗教                 5.00%
  • バハイー教         0.01%
  • その他                 0.02%

「わたしに求めよ。わたしは国々をあなたへのゆずりとして与え、地をその果て果てまで、あなたの所有として与える。」 

詩篇 2:8

祈祷課題

タジキスタンの教会を覚えて

教会にはタジキスタン人信者が1,000名は在籍していると推計されている。内戦終結後、福音宣教のための条件は良くなってきている。教会は実質的にはロシア正教によって支配されており、信者の霊的状態や伝道意欲はさほど高くはないようだ。教会がイエスの福音の光を輝かし、タジキスタンが霊的に祝福されることを祈らなければならない。

タジキスタン国内の未伝部族を覚えて

タジク人―ロシア化されてこなかった僻地に定住している部族。福音を聞くチャンスが極端に少ない。宣教がこころみられてきたが、いまだ十分な応答が確認されていない。

ウズベク人―170万人はいるとされている。国内で最も大きな少数民族である。ウズベク人の回心者はいるものの、ウズベクの教会はまだ設立されていない。

山脈に住む複数の部族―国の東にあるバミール高原には福音を聞いたことがない6つのイスラム教派が生活している。これらの未伝部族にも宣教のためのドアが開かれなければならない。

タジキスタンの救いのために

1990年代の内戦は、国に深い痕跡を残している。人口の83%は依然として貧困線以下で生活している。特に囚人や高齢者、および未亡人や孤児は生活において最も苦しんでいる。国はまだ他国からの支援による救済と開発とともに、教育やビジネスにおける訓練を必要としている。大きな社会的および霊的ニーズに対処できる敏感なクリスチャンの働きが必要だ。特にタジク人と民族的関係を持つイランの信者の中から、長期的な宣教師や技術者が起こされるように祈らなければならない。

この情報のPDFはダウンロードできる:

https://onfirejapan.com/onfire/downloads/2022-11-Tajikistan-PFN.pdf

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