(アジア・アウトリーチ2023年5月祈祷課題)

今月は「ネパール」のためにお祈りください

ネパールは、南アジアの共和制国家。2008年に王制廃止。東、西、南の三方をインドに、北方を中国チベット自治区に接する西北から東南方向に細長い内陸国である。国土は世界最高地点エベレスト(サガルマータ)を含むヒマラヤ山脈および中央部丘陵地帯と、南部のタライ平原から成る。ヒマラヤ登山の玄関口としての役割を果たしている。

ネパールの経済・政治・宗教について

  国民の3分の一が一日1USドル以下で生活している貧しい国である。農業を主たる産業としていて、ヒマラヤ観光などの観光業も盛んである。地理的に孤立した難しい地形はインフラ整備を難しくしており、森林伐採や頻発する自然災害が経済成長を鈍化させている。

  2008年に王制が廃止されてから国は多政党によって導かれている。ネパールは植民地支配を受けず、1951年までは世界との関わりが少なかった。1962年から王が国を治めるようになった。しかし、1990年代や2000年代にはマオイスト(ネパール共産党統一毛沢東主義派)たちが王制を打破すべく内戦を続けていた。2008年からはマオイストの中心の党が力をもっている。

 以前は世界唯一のヒンズー国家だった。現在は多民族・多言語国家(インド・アーリア系の民族と、チベット・ミャンマー系民族)であり、民族とカーストが複雑に関係し合っている。また、宗教もヒンドゥー教(元国教)、仏教、アニミズム等、それらを組み合わせた宗教がある。

ネパールのその他の情報

  • 面積:147,181㎢ (日本の40%)
  • 人口:30,896,590(日本の25% 2020年時点)  
  • 宗教:   
    ヒンズー           75.01%
    仏教               16.00%
    イスラム教       4.40%
    キリスト教        2.85%
    その他          0.90%
    無宗教         0.75%
    シーク教         0.06%

「ああ、あなたが天を裂いて降りて来られると、山々は御前で揺れ動くでしょう。」 

イザヤ書64章1節

祈祷課題

ネパールにおける教会と宣教を覚えて

ネパールにとってキリスト教は伝統文化と社会を弱体化させるイメージである。それは、下層のカーストにのみ影響しているもので、西洋から侵入した宗教としてみなされている。それにもかかわらず、ネパールにおけるキリスト教徒は、主にあって自信を持っており、ネパール人であるとともにキリストに確かなアイデンティティを構築している。世代を超えて宣教していくための識別力や勇気、また忠実さが必要とされている。

ネパールの教会には、外国を拠点としている多くの教派や教会がネットワークを築いている。また先住民宣教のためのネットワークも確立されている。多くの人々がかかわっている中で、教会が分裂や過ちから守られるように祈ってください。ネパールキリスト教協会(NCS)は、祈りと分かち合い、そして団結と協力的なミニストリーのためのフォーラムを定期的に開催しようとしている。このために特に祈りが必要だ。

キリスト教徒や教会に対する迫害は依然として続いていて、それは激化している。迫害は宗教的な多数派からだけでなく、家族やコミュニティ内から来る可能性もある。キリストにある信者たちは特に神様の恵みと忍耐力を必要としている。クリスチャンがネパール国の祝福であると認められ、受け入れられるように、祈りが必要である。

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提供:アジア・アウトリーチ

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