神の手により創られ、母の胎内で紡がれた。全てを愛されている。神は彼女から目を離すことができない。神の子供、大切な創造物。彼女の為に用意した素晴らしい人生の計画を神は知っている。神と共に歩む計画。彼女は創られた物全てに神の手を見る。人生の分かれ道で神がいつも導いてくれるのを感じる。神はその御心を彼女と分かち合い、彼女は神の御顔を追い求める。

その子供のような無邪気さは、彼女が世界の誘惑を知るにつれて薄れ始める
彼女の魂の敵、偽り者であり、破壊者である敵は彼女を汚し、創造主の計画に終止符を打とうとする
彼女にはいつも選択肢がある ー 彼女の選択は自由
だから、嘘つきは彼女に多くの選択肢を見せる:自由、幸福、愛を約束する魅力的な、きらびやかな喜び
彼女はうっとりとしながら、そこに向かって歩き始める
彼女はその味を知り、この新しい道に足を踏み入れる

そして突然、これらの全てがどうしようもなく欲しくなる
神から遠く離れた彼女には今、 これがあたかも正しいものと思える
だから正当化する
そして彼女はそれに人生を捧げる

神は彼女が帰ってくるように呼び続ける
彼女に会いたくて仕方ない主
彼女の名前を呼び、招待状を携えた使者を送る
イエスが執り成している…

しかし、彼女の心は別のことで夢中
神の情熱的な呼びかけは囁きのように感じられる
簡単に無視してしまえる程に

彼女は卑劣な鎖に巻かれている
それは恋人の愛撫のように心地よい
しかし彼女が着実に向かっているのは虚しさ
彼女がかつて知っていた約束は空っぽに

虚しい喜び、自分を失った空っぽの心で
彼女はもう一度その声を聞く
彼女の魂の恋人、あの方に耳を傾けて
囁かれる、あの揺るぐことのない愛
馴染みのある泥の中から、抜け出す時が来た
揺るぎない御腕が、差し伸べられ。

神の優しい愛と思いやりは
彼女の魂の敵への
強烈な戦いの叫びに変わる!
そして神は彼女を虜にした
鎖を今こそ消滅させる

そして彼女の新しい旅が、神と共に始まる
一歩踏み出すごとに神は彼女の心を癒し
彼女を全き者としてくれる
彼女の右手は必死に神の手を握り締め
神はそれをしっかりと握る
彼女の左手は、残りの人生を描くためのペンを神に差し出す