実は、私たちにとって、豚小屋がもはや存在していません。
しかし、多くの人は、自分の思いの中、そして、自分の現実の中に豚小屋に生きています。
悪夢に比べたら、わかりやすい。
悪夢は、妄想です。本当の現実ではありません。しかし、悪夢の只中にいる人にとっては、本当に怖い、本当に最悪の現実のようなことを経験しています。しかし、その人が目覚めたら、悪夢だとわかったら、ほっとして、喜びます。
起き上がって目覚めた現実は、悪夢の現実にはるかに勝ります。
だからこそ、パウロの戒めは:「心の一新によって自分の思いを変えなさい。」
この素晴らしい証でわかりやすいです:
ある男の人は、パニック障害で苦しんでいました。
精神的な恐れが襲ってきて、本当に怖くなり、痙攣が起こり、真っ暗の穴に落ちるように感じて、最悪の状態に陥られる。
いつ次の痙攣が始まるか分からないので、ずっと不安と恐怖を感じて生きてきました。
クリスチャンの友人にそのことを話したときに、友人が提案をしました。
今度痙攣が起こりそうになるときに、まず、安全を確保して、痙攣がくることを拒まないでください。非常に怖いことですが、痙攣がくることを許して、精神的に、その真っ暗の穴のどん底まで、一番下まで落ちてください。
一番どん底の所についたら、周りを見てください。
あなたの周りには、イエス様がいるはずです。そのことに気づいてください。
男の人はそのアドバイスを受けとって、帰りました。
次、車を運転していた時に、痙攣が起こりそうになり、車を道路わきに駐車して、安全を確保しました。そして、抵抗しないで、痙攣がくることを許しました。
友人が言ったように、彼がその真っ暗の怖いところに陥れられたとき、回りを探しました。
なんと、イエス様が共におられました。
その啓示によって、彼はパニック障害から癒されました。
みなさん、神様は、あなたが自分の弱さから逃げるように、導いてはおられません。
また、あなたの感情を否定したり、ないように無視するようにも望んでおられません。
あなたが真っ暗の穴のどん底にいるとき、あなたと一緒にいたいと願っておられます。
それが、例えば自分の罪による穴であっても、または、人から受けたトラウマや虐待、傷、拒絶などによって、おとし入れられた穴であっても、一緒です。
イエス様は「捕らわれ人には解放を、囚人には釈放を告げるために、来られました。」イザヤ 61:1
捕らわれ人は、他人の罪によって捕らわれている人。
囚人は、自分の罪によって捕らわれている人。
どちらにも、解放がありますよ!
まず、安全な場所を確保しましょう。
  1. 今、安全で、自分がありのままになれる、また、感情的になっても大丈夫な場所を確保してください。自分の部屋が良いでしょう。パソコンや電話など、急に音が鳴るようなものも、消しましょう。
  2. 聖霊様を招きます。
  3. 聖霊様に、今日は何を取り扱ってくださるか、と尋ねてみましょう。
  4. 今、その「穴」に連れていってください。その時の感情、気持ちなどを否定しないで、感じれるように、思い出して下さい。主にゆだねてください。
  5. ある思い出、場所、人、神様にしめしていただきましょう。必要なら、ノートを取ってください。
  6. その穴に着いたら、そこでイエス様をシーンの中にお迎えして下さい。ご自分の口でイエス様をよんでみてください。「イエス様、今、あなたをこのシーンにお迎えします。」
  7. そして、イエス様を探して下さい。思いの中で360度見回して下さい。イエス様が人の姿で見える方、光のように見える方、見えないけど間隔で分る方。色々な方法で主がご自身を表されます。それに目を留めて下さい。
  8. イエス様、今、その場所でこの方が必要としている真理を教えてください。あなたが、今日、この人に見せたい事を見せて下さい。
ぜひ、このプロセスをとおして、解放と救いを経験した人、ぜひ、続けてその自由の中に、歩んでください。
ジェフ&綾・リンスコット