「帰ってくる者のために準備する」クリス・バロトン
Prepare For Re-Entry – Kris Vallotton JAPANESE

同時通訳:相馬伸子

ルカ15:11ー32 

1970年代は5%以下の子ども達が未婚の両親から生まれましたが、現在アメリカでは生まれてくる子どもたちの50%は結婚していない両親から生まれます。
それからの影響はこのような数字でも見ることができます。

アメリカの囚人の90%男性、70−90%以上は父がいない。ホームレスや家出をする若者の90%、問題行動を起こす生徒の80%、レイプ犯の80%、若者の自殺の63%母子家庭。これらの数値は国の公的機関からの調査です過去15年で起きた襲撃事件の犯人は父がいない、もしくは繋がりが全くない。父親が家にいないと、男性は暴力的になり、自分を律する事をしなくります。

ルカ書の放蕩息子の話から話します。これは「信仰の希望を持って息子を待っていた父の話」です。
豊かな農夫であった父は、弟息子が相続を持って出て行ったけど、帰ってくる事を期待して待っていました。
賢い父は、息子が帰ってきた時に恥がどのように働き、妨げになるかを知っていたので以下のように導きました。

父は息子が帰って来た日を「祝う日」と決めおり、清さや権威の回復をしましたが、コミュニティー全体でそれを行いました。
息子を叱ったのではありません。しもべを呼んで、彼らが息子に上着を着せ指輪をはめさせ、サンダルを履かせました。そして太った子牛を屠って食べて飲んで祝う日にしました。
兄息子が怒っていましたが、その高慢な態度に父は対処をして、彼が弟との家族としての関係の回復をする事を導きました。 

私達が適応できることは何でしょうか?
父は息子が帰ってくる信仰、希望がありました。
父は息子の汚れた生活を家の中に持って来させませんでした。父は息子が帰ってくるならば、父の聖い生活の基準を受け入れなければいけないとしたのです。
父は清められていない憐みによって、息子の罪深い生活スタイルを受け入れてはいませんでした。息子は父の聖さを知っていました。

私達は時に帰ってくる者達の為といって、自分たちの聖さを妥協して受け入れようとしますが、それは清められていない憐みであり、罪を妥協することです。しかし罪が妥協され普通のことであるとするなら、罪として悔い改めることができずに、変化のための大事な工程を無くして恵みの力を過少化してしまいます。悔い改めは帰って来た者達が変化する最初のことです。

私達の聖い生き方は、帰って来た者達に変わるための希望を与えるのです。
聖い生き方は、決して放蕩している者達が帰ってくる事を妨げるものではありません。宗教的な行いならば、そうかもしれませんが。
憐みと、義の両方が必要なのです。

先週の日曜日に祈ったことは私達に放蕩している家族がいるなら、この父のように信仰で希望の視野を持って何か預言的行いをする事を話しました。
それは、預言者が小さな油の入った瓶を持っているやもめに「からの入れ物を集めてきなさい」と命じて、彼女が集めた空の器が油でみな満たされたら油が止まった事ですが、彼女は「まだ持っていない油を入れるために器を借りてくる」事が必要でした。

この父は放蕩息子が帰って来た時の為に、子牛を太らせていたのです。預言的行動です。皆さんも「放蕩している人々」のために聖霊に聞いて、預言的な行動をする事ができますね。

私の孫の一人が主から離れているのですが、先週日曜日の夜メールを彼から受け取り結果的に彼は主の元に回復されて、別人のように歩んでいます。

God wants us to prepare for the miracles that we desire. Kris Vallotton explains the fathers’ perspective in the story of the prodigal son. He is a good father who cares about the desires of our hearts.

日本語動画:https://youtu.be/Ubq0zRex3bk
英語動画(要登録):https://www.bethel.tv/watch/8127
英語音声:https://www.bethel.tv/en/podcasts/sermons/episodes/430