「女性に力を与える神学ーパート1 」クリス・バロトン
1コリント7:1〜16、1テモテ2:15 以前にも5回シリーズでベテル教会で同じタイトルでメッセージをしました。また、私は「治めるために造られた」という本も書きました、今日はその中から語ります。 皆さんはユダヤ教というものを聞いた事があると思います。私は以前、 それはモーセの律法の教えを守る、旧約聖書の教えだと思っていましたが、執筆中に400時間を費やして導かれた学びによって私が理解した事はユダヤ教は旧約聖書の最後のミカ書と新約の最初マタイの間の400年に、造られてしまったもので、イエスが地上に来られた時にはモーセの律法によってユダヤ人が暮らしたのではなくモーセの律法から派生した「ユダヤ教という宗教」で暮らしていました。例えば、パリサイ人、サドカイ人、は旧約聖書にはどこにも記されておらず、律法もモーセの律法や、レビ記など252の律法から600以上に増え、またその中の100ほどの律法は女性を束縛するものでした。 新約聖書、書簡が書かれた時には「ローマ人」「ギリシャ人」「ユダヤ人」の3つのグループに向けて書かれました。ユダヤ人は最も女性を迫害し、次にローマ人、しかしギリシャ人は女性を崇拝し、女神を造り拝みました。女性を制限する聖句として知られている3つの箇所の手紙の宛先を見ると非常に興味深いのは、3つともギリシャ人の住む、ギリシャ神話、多神教の教えから回心した信者に向けてでした。 また、コリント人への手紙は、書き方として「返信」であり、受け取った手紙の質問をパウロがまず書いて、それに答えるように書かれています。しかし、時には答えだけの様に見える時もあり、理解が難しいのです。 1テモテ2:15「女は子を産む事によって救われます」はエペソにある教会、テモテに書いていますが、エペソの女神は「安産、豊穣の女神」でしたからその女神を礼拝する人達は出産時にエペソにやってきて、出産時に守りをもらう習慣、信仰でした。ですから、パウロは「神との正しい関係があれば、女も出産の時に死ぬ事はない」と言っているのです。天国に行くという意味の「救われる」ではなく、神によって出産を守られる事を語っているのです。これはエペソでは女性達にたいしての回心の困難さでもありました。
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