ガクさんとのタンザニアの報告：サラハウス、エリアス、エマニュエル

今回、久しぶりにガクさんと話して、サラハウス、またエリアスさんとエマニュエルさんの働きのアップデートをお届けします。

サラハウス

サラハウスは、元々ストリートチルドレンであったステラさんが、YWAM(Youth With A Mission)の支援を受け学校で学んだあと、同じような子供たちを助けたいと始めた孤児院でYWAMに住環境や医療などの援助を受け今に至っています。

＜場所＞

タンザニア、ダルエスサラームから20キロ南に、YWAMムワンデゲにあります。

https://maps.app.goo.gl/mbUP74YkvwiHwc638

現時点(2023年10月現在)で、合計67名の子どもたちが共同生活を送っています。両親がいない子、両親が薬物などの使用により育児ができない子、両親が刑務所にいる子、両親により虐待を受け保護された子、また何等かの理由により両親が育児ができない子などが助けを求めて、政府機関などを通してサラハウスに辿り着いています。　

YWAMより住む場所、学費、そして医療等の支援を受けていますが、食べ盛りの子どもたちが大勢いる中、食費が全く足りていないのが現状です。

また現在、実の父親と叔父にレイプされ妊娠してしまった16歳と14歳の女の子たち(妊娠2か月と妊娠7か月)が入居しており(タンザニアではいかなる理由であっても中絶が法律により禁止されています)、心のケアも必要としていますが、予算にあった女性のソーシャルワーカーがまだ見つかっていない状態です。

大変な過去を背負っている子どもたちですが、神様を愛し、賛美して、毎日生活をしています。

皆様のサポートのおかげで、ウガリの粉(タンザニアの主食)75㎏、米20㎏、豆10㎏、調理用油20Ｌ、オムツ、チョコレートのお菓子等を寄付することができました。また、学費や医療費に使ってもらうために献金もしました。

　訪問の5日前より、1歳6か月の女の子(Ａちゃん)が母親からの虐待を受けているところを保護されサラハウスへ来ていました。母親はシングルマザーで貧困のために売春をしており、現在妊娠4か月目とのことで、生活苦を理由にこのＡちゃんを殺そうとしていたとのことでした。後頭部に大怪我をしていたようですが、大分良くなってきて、サラハウスのみんなに抱っこされて落ち着いた様子でした。母親の親戚が引き取るのか、このままサラハウスで育てられるのか、これから話し合いが行われるようです。

　前回のサラハウス便りでお話した実のお父さんにレイプされ妊娠してしまったＢちゃんですが、マラリアにかかってご飯を食べられない日が続いた結果、流産してしまいました。ただ、本人にとって望まない妊娠であったため、精神的に不安定な状態だったのですが、今は落ち着いており、訪問時には笑顔も見られました。お父さんの親族がＢちゃんのことを恨んでいるということで、本人の希望もあり、このままサラハウスで生活をしながら学業に励んでいく予定です。

　もう一人の叔父さんにレイプされ妊娠してしまったＣちゃんは、12月に出産予定で、お腹も大分大きくなってきました。健診でも問題なく、訪問時も元気に動き回っていました。12月に無事に出産できるよう祈るばかりです。

現在も50万シリング（約３万円）を毎月送金して、サラハウス支援を継続することができています。

今は現地にいる日本人の友人がサラハウスを定期的に訪問してくださり、現地の状況を伝えてくださっています。

＜送金先＞　（サラハウス支援、専用口座）

北海道銀行　麻生支店　普通　１５１８９２０　ヤマシキ　ガク

＜オンライン献金＞

クレジットカードを登録して、毎月自動的に献金いただけます

毎月500円　https://square.link/u/c5whHghk

毎月1,000円　https://square.link/u/LanAZvRl

毎月2,000円　https://square.link/u/U3qawAtO

毎月3,000円　https://square.link/u/l3aV2xuV

クレジットカードで、任意の金額を単発で献金いただけます