「空間と場所 」エリック・ジョンソン
マタイ14:22、23 使徒2:1 空間と場所という話をしましょう。私達の中の、また私達の外の空間と場所、また時間という事。 イエス様は周りの人々や押し寄せる状況などから、ご自身を離すことをされていました。マタイ14:22、23でも見られますが、イエス様はよく 山や荒野の静かな所に一人で行かれていました。そこで何をしていたかは誰も知りません、イエス様は一人で行かれたのです。 私達の人生で、一人きりになることを嫌う人や、苦手である人が多いと思いますが、イエス様が人から離れて、自分だけの時間と場所を持たれたのなら。私達にはどれだけ必要なのでしょう。主は全宇宙をかえるという偉大な働きをしておられ、忙しく、常に人がいる状態でしたが、選択によって一人きりの時間と場所を作られました。 私と妻が結婚したばかりの時に、友人の家に食事に招かれましたが、その家に入った途端に、まるで自分の家のリビングルームにいるようなリラックス感があり「完全な時間」というくらい素晴らしい時間で、その間に妻は何をやってもぬぐい去れなかったある事柄から解放されました。 クリーブランドで奉仕に行った時に、友人にアイスクリーム店に連れて行ってもらいましたが、マイナス20度でもアイスクリームを食べるのが楽しいように、その店の、オープンキッチンでのアイスクリーム製造過程が見える仕掛けになっていました。これらは偶然ではなく、「なにか素晴らしいことが起こるための場所や空間を意図的に作る」ことによっての結果です。 時間の使い方もそうですが、今の時代の忙しさ、メディアやスマホによって絶えずやってくる情報は、知らなくても良い時があるのです。時間を使って、人々と過ごすことによって関係と思い出となるような時は作られます。 一緒に時間を過ごすこともそうです。初代教会、信者達が聖霊を待ちなさいと言われた時にも彼らは、具体的な指示はなく、でも一つのところに集まり、祈っていました。人生を一緒に生きることです。 神様が素晴らしいことをするために用いることができる空間、場所、時間、それらは意図的に、また自発的に作るものです。
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