今月は「アゼルバイジャン」を覚えてお祈りください

アゼルバイジャンは、南コーカサスに位置する共和制国家。東ヨーロッパに含められることもある。北はロシア、北西はジョージア(グルジア)、西はアルメニア、南はイランと国境を接し、東はカスピ海に面する。アルメニアをまたいで西南方に飛地のナヒチェヴァン自治共和国があり、アルメニア、イランおよびトルコと接している。首都はバクー。アルメニア人が多数居住する西部のナゴルノ・カラバフ地方は、事実上独立した状態となっている。

アゼルバイジャンの経済・政治・宗教について

もともとはイラン系の人々が住んでいたこの地域に7世紀にアラブ人による支配がおとずれる。当時の住民はゾロアスター教徒が多かったが、緩やかにイスラム化が進んでいく。11世紀~13世紀、セルジューク朝の下でイスラム化が推し進められる。17世紀にサファヴィー朝が起こり、テュルクメン系の住民がシーア派へ改宗していく。アゼルバイジャン人(アゼリー人)と呼ばれる民族が形成されていった。 1804年に始まった第一次ロシア・ペルシア戦争の講和条約でアゼルバイジャンの大部分がロシアに編入された。ロシアの統治下でアゼリー人の民族意識が高まる。
1918年にはアゼリー人民族主義者たちが民主共和国を打ち立てることに成功するが、イギリス軍によって占領され、これに反応した赤軍が首都バクーに侵攻しソビエト政権が成立した。1936年にソビエト連邦を構成する共和国の一つになったが、旧ソビエト連邦解体後の1991年8月30日、共和国としての独立を宣言する。
国民の大多数はイスラム教徒である。信教の自由は法律上認められているが、実際にはイスラム教以外の公の布教活動は監視されており場合によっては厳しく制限されている。しかし神はそのような試練の中にあってアゼリー人による教会を建てられた。

アゼルバイジャンのその他の情報
  • 面積:86,600㎢ (日本の約23%)
  • 人口:10,398,000人 (日本の約8.4% )
  • 宗教:
  • イスラム教 87.58%
  • 無宗教  9.55%
  • キリスト教  2.74%
  • ユダヤ教  0.11%
  • バハイー教  0.02%

「最も小さい者も氏族となり、最も弱い者も強国となる。時が来れば、わたし、主がすみやかにそれをする。」イザヤ書 60章22節


祈祷課題

未伝部族を覚えて

アゼルバイジャン国内のほぼすべての町や村には一度も福音を聞いたことがない人々が多くいる。
貧困や困難の中にいる人々・・・油田関係の仕事に就ける幸運な少数を除いて、仕事に就けないままでいる人々が多い。戦争や領土争いの問題によって定住地をもっていないアゼルバイジャン人が80万人もいるとされている。この人々はきれいな水へのアクセスに乏しく、その他にも長期的な解決を必要としている問題を多く抱えている。ここにクリスチャンがキリストの愛を示す慈善の機会がある。
コーカサスの民族・・・この民族はイスラム教徒でありイエスの福音を聞いたことがない。例外は伝統的に東方教会に属しているグルジア人やウディ人である。特に、レズギ人、アバル人、ツァクル人、クリズ人、ブドク人といった民族が未伝部族である。
インド・イラン語を話す少数民族・・・タリシュ人、タト人そしてクルド人たちも未伝である。

アゼルバイジャンの地域教会を覚えて

神様はアゼルバイジャンにもご自身の教会を建てられています。1991年には、国内に知られているアゼルバイジャン人信者はわずか40人だったが、今では1万人以上になっているとされている。信者の大多数は首都バクーに暮らしている。隣国のイランにいるアゼルバイジャン人もキリストに出会っている。一部のアゼルバイジャン人信者は、自分たちの音楽や文学、詩、その他の独自の礼拝形式を自分たちで創作している。アゼルバイジャンにいるキリスト教徒の多くは外国の民族の出身である。主がアゼルバイジャンの教会を豊かに祝福してくださり、信者の間に良い交わりが保たれるように祈らなければならない。

この情報のPDFはダウンロードできる:https://onfire.jp/downloads/pfn/2026-09-azerbaijan-pfn.pdf

提供:アジア・アウトリーチ
毎月の祈りの課題のご希望の方、このアドレスに申し込んでください。
aojapan@zeus.eonet.ne.jp