イランを覚えてお祈りください
イランは、西アジア・中東のイスラム共和制国家。北にアゼルバイジャン、アルメニア、トルクメニスタン、東にパキスタン、アフガニスタン、西にトルコ、イラクと境を接する。また、ペルシャ湾をはさんでクウェート、サウジアラビア、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦に面する。首都はテヘラン。
イランの経済・政治・宗教について
イラン経済は輸出の80%を占める原油と天然ガスによって支えられている。インフラなどの整備がまだ不十分であり、運送費が非常に大きく、原油輸出による収益の多くは一部の人々にのみ還元されている。政治には腐敗が蔓延しており、宗教的な制限のゆえに海外からの投資も限られている。近年では輸出益を広く還元し、新しい雇用の創出にあてるといった政治的取り組みが積極的になされている。都市部の発展と人口増加は非常に早い。目覚ましい近代的な成長とともに失業者の数の増加が社会問題となっている。イランの政体は1979年以降の憲法の規定による立憲イスラム共和制である。政治制度的に複数の評議会的組織が複雑な関係をなしている。これらの評議会は、民主主義的な選挙によって選出される議員で構成されるもの、宗教的立場によって選出されるもの、または両者から構成されるものもある。
大部分のイラン人はイスラム教徒であり、その90%がシーア派十二イマーム派(国教)、9%がスンニ派(多くがトルクメン人、クルド人とアラブ人)である。ほかに非イスラム教の宗教的マイノリティとしてバハイ教、ゾロアスター教、ユダヤ教、キリスト教諸派などがある。近年、膨大な数のイラン人がキリストを信じて救いに導かれている。
イランのその他の情報
- 面積:1,648,196㎢ (日本の約 4.3倍)
- 人口:92,418,000 (日本の約 75% )
- 宗教:
- イスラム教 98.64%
- キリスト教 0.51%
- バハイ教 0.40%
- 無宗教 0.28%
- その他 0.15%
- ユダヤ教 0.02%
「見よ。ある者は遠くから来る。また、ある者は北から西から、また、ある者はシニムの地から来る。」イザヤ書 49章12節
祈祷課題
神様の御国がイランにおいてさらに拡大されるように
近年、数え切れないほどのイラン人がキリストのもとに来ている。1979年にはイスラム出身のキリスト信者はわずか500人だったが、現在では推定でイラン国内だけでも100万人以上に達していると言われている。さらに、多くのペルシャ人がイラン国外でもキリストと出会っている。何十万人ものイラン人が自分はクリスチャンであると告白しているが、教会活動に積極的に参加しているのはその一部に過ぎない。それでも、イランの教会がこれほど急速に成長したのは7世紀以来のことだ。イランでは、イスラム信仰を捨ててキリスト信者になることは背教であり、死刑になる可能性がある。近年の政権やイスラム教に失望している国民は多い。推計によると5万ほどのモスクが閉鎖されている。神様の御国の急激な成長は、聖霊の働きであり、多くのしるしや不思議、夢や幻が伴っている。主がさらなる恵みをもってイランを救い、祝福してくださるように祈らなければならない。
イランの不安定な社会情勢を覚えて
1979年のイスラム革命は平和と繁栄を約束したものの、45年以上経った今でもイスラム政権が継続している。アメリカによる介入もこの政権の崩壊をもたらさなかった。2022年や2026年に広範な抗議活動が行われている。若い世代が抑圧され、血が流され、正義の名をかりた残酷な制圧、さらには汚職や経済的な困難が社会情勢を不安定にさせている。またイランは世界の大部分から文化的な孤立と直面している。外面的に敬虔な宗教性にもかかわらず、薬物依存や売春が広く行われている。イラン文化は長い歴史をもっている高貴で誇り高い文明だ。しかし現代では、社会の苦難が多くの人々を落胆させている。一方で神様はこのタイミングを用いてイラン人の心を福音のために開いておられる。イラン人が繁栄、自由、正義への願いを、キリストを信じる信仰を通じて満たすことができるように祈らなければならない。
この情報のPDFはダウンロードできる:https://onfire.jp/downloads/pfn/2026-10-iran-pfn.pdf
提供:アジア・アウトリーチ
毎月の祈りの課題のご希望の方、このアドレスに申し込んでください。
aojapan@zeus.eonet.ne.jp
