基礎#2:神の教えは愛そのものです

主はその人に、 最善のものを選ぶ秘訣を教えてくださいます。詩篇 25:12

神様の道は最善の道ですが、実際に私達はどうすればいいでしょうか?そして、なぜ私達の小さな選択が重要なのでしょうか?

【私の誤解】私に対する神の愛は尽きることがないと教えられました。なので、自分が何をしてもあまり関係がないと思ってました。聖書のことば「主のあわれみは尽きない、それは朝ごとに新しい。」(哀歌3:22-23)を私は正しく理解していませんでした。そのとき私が知らなかったのは、神の戒めは神の愛であるということでした。

私は何度心の中で考えたでしょう「今夜だけ神様を忘れて、明日また新しくスタートすればいい。神様はわかってくれるし、朝には私を許してくれるだろう。」と。神が私に求めていたものは、ただただ私にとってのベスト。でも、私が欲しかったものは、私を罠にかけ破滅させるものでした。

私は試練の中で多くを学びました。神は私が期待したやり方とタイミングでは来てくれませんでしたし、神の愛、恵み、赦しは、私が時々誘惑に負けてもいいと言うことでもありません。神の豊かな赦しと愛は理解できないほどですが、それは罪を犯す許可証ではないのです。(ローマ人への手紙6:15-18)

神様の教えは神様のご性質であることを知りました。罪に関する神様の教えは、単なるルールではなく、それ以上のものです。神様のご性質です。神様は私たちをとても愛していて、私たちに対する神様の最高の願いは、私たちが自由であることです。

聖書のことばの背景にある神様の愛に耳を傾けますか?

「愛する者たち、私は勧めます。あなたがたは旅人、寄留者なのですから、たましいに戦いをいどむ肉の欲を避けなさい。」ペテロの手紙Ⅰ 2:11

今、この聖書のことばを見ると神は私たちに罪から離れるよう導いています。私に聞こえて来るのは全て愛です。自由になってください!あなたの魂と戦い、あなたを破壊するものから離れてください!

「淫らな行いを避けなさい。人が犯す罪はすべて、からだの外のものです。しかし、淫らな事を行う者は、自分のからだに対して罪を犯すのです。」コリント人への手紙Ⅰ 6:18

「ですから、私の愛する者たちよ、偶像礼拝を避けなさい。」コリント人への手紙Ⅰ 10:14

「あなたは若いときの情欲を避け、きよい心で主を呼び求める人たちとともに、義と信仰と愛と平和を追い求めなさい。」テモテへの手紙Ⅱ 2:22

神の教えの中にある、あなたへの愛の啓示を、神様に求めてみてください。

1. 神様の教えは愛です。そして、それらは重荷ではありません。

「神の命令は重荷とはなりません。」ヨハネの手紙Ⅰ5:3

2. 神の愛は私たちを悔い改めに導くことで、神が私たちに用意してくださったものを私たちが豊かに受け取って生きられるようにして下さいます。

「神のいつくしみ深さがあなたを悔い改めに導くことも知らないで、その豊かないつくしみと忍耐と寛容を軽んじているのですか。」ローマ人への手紙 2:4

3. 私たちのわがままは私たちに痛みをもたらしますが、イエスはその痛みを癒す為に来ました。イエスによる癒しは神様の愛の現れです。

「神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちにいのちを得させてくださいました。それによって神の愛が私たちに示されたのです。私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、宥(なだ)めのささげ物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。」ヨハネの手紙Ⅰ 4:9-10

「悪魔のわざを打ち破るために、神の御子が現れました。」ヨハネの手紙Ⅰ 3:8

「彼の道を見たが、それでもわたしは彼を癒す。」イザヤ書 57:18

「わたしは彼らの背信を癒し、喜びをもって彼らを愛する。」ホセア書 14:4

4. 私たちは、神の戒めを守ることによって、神を愛していることを神に示します。それは私たちが神を信頼し、神様のご性質について疑いをもたせようとする誘惑者の嘘を拒否することをあらわします。

「神の命令を守ること、それが、神を愛することです。」ヨハネの手紙Ⅰ 5:3


詩篇 25:4-10
ああ主よ、進むべき道を教えてください。
正しい小道を示してください。
私を導き、教えてください。
主は救いをお与えになる神だからです。
主以外に望みはありません。
若いころの罪は忘れてください。
ああ主よ。あわれみと赦しの目で、
永遠の愛と恵みの目で、私を見てください。
主は正しい方で、迷い出た人に、
喜んで正しい道を教えてくださいます。
謙遜になって主のもとに帰る人に、
主は最良の道を教えてくださいます。
主に従って歩むとき、
その道は、どこでも、
主のいつくしみと真実の香りが漂っています。

詩篇 32:8-11
主はこう言われます。
わたしはあなたを教え、最善の人生へと導こう。
助言を与えて、一歩一歩を見守ろう。
くつわをはめなければ言うことを聞かない、
馬やらばのようになってはいけない。
悪者どもは次々と悲しみに見舞われますが、
主に信頼する人は無限の愛に包まれます。
ですから、神のものとなっている人々は喜びなさい。
神に従おうとする人々は、
喜びの声を上げなさい。